クアラルンプールの公共交通機関

マレーシア・クアラルンプールで利用できる公共交通機関について、ご紹介します。

クアラルンプール市内には、

1. 地下鉄 (LRT)

2. モノレール
3. マレー鉄道 (KTM)
4. ライドシェア (Grab)・タクシー
5. 乗合バス

といった公共交通機関があります。


公共交通機関を利用する際の乗換案内は、Google マップを利用すると良いです。

・Google マップ
https://www.google.co.jp/maps/

1. 地下鉄 (LRT, MRT)



本数も頻繁で最も使い勝手がよいのが、LRT と呼ばれる地下鉄です。
MRT は最近建設されました。

運賃は、1.00リンギット (RM1.00 = 約26円) からとなっていて、乗車距離が長くなれば運賃が上がります。

電子マネー IC カードのタッチンゴー Touch 'n Go が利用でき、これを使えば、運賃が少し割引になります。

・Rapid KL(英語サイト)
https://www.myrapid.com.my/

・Touch 'n Go(英語サイト)
https://www.touchngo.com.my


2. モノレール


KL モノレールは、中心駅・KL セントラル駅とブキ ビンタンなどを結ぶ便利な路線です。

運賃は、1.20リンギット (RM1.20 = 約32円) からとなっていて、地下鉄 (LRT) と同じく乗車距離が長くなれば運賃が上がります。

KL モノレールも電子マネー IC カードのタッチンゴー Touch 'n Go が利用でき、これを使えば、運賃が少し割引になります。

・Rapid KL(英語サイト)
https://www.myrapid.com.my/

・Touch 'n Go(英語サイト)
https://www.touchngo.com.my


3. マレー鉄道 (KTM)


マレー鉄道・KTM コミューターは、中心駅・KL セントラルからショッピングモールのあるミッドバレーなどを結ぶ路線です。


電車の頻度は、15分〜30分に1本程度です。

運賃は、1.10リンギット (RM1.10 = 約29円) からとなっていて、乗車距離が長くなれば運賃が上がります。

KTM コミューターも、電子マネー IC カードのタッチンゴー Touch 'n Go が利用でき、これを使えば、運賃が少し割引になります。

・KTM(英語サイト)
https://www.ktmb.com.my

・Touch 'n Go(英語サイト)
https://www.touchngo.com.my

4. ライドシェア (Grab)・タクシー


鉄道やモノレールで移動しにくいところへは、自動車での移動として、ライドシェア グラブ Grab やタクシーを利用すると良いです。


Grab もタクシーも、日本と同じように、乗車距離が長くなれば運賃が上がります。

Grab は、1 km 程度であれば、4.00〜5.50リンギット(RM4.00〜RM5.50 = 約105〜145円)で乗車できて、暑い昼間に荷物のあるときや、雨の日などに利用すると安価でとても便利です。

Grab のいいところは、スマートフォンのアプリで出発地と到着地を指定できるところにあります。
住所も入力できるので、民泊へ帰るときなどは運転手さんへの道案内が不要です。

・グラブ Grab(英語サイト)
https://www.grab.com/my/

タクシーは、
・赤色の車体をしている通常のタクシー(バジェット タクシー)
・青色の車体をしている高級なタクシー(エグゼクティブ タクシー)
があります。

安心して乗車できるのは、青色のエグゼクティブ タクシーです。
料金はメーター制で、初乗り 1 km が6.00リンギット(約158円)です。

・エグゼクティブ ブルー タクシー(英語サイト)
http://www.bluetaxi.com.my

赤色のバジェット タクシーは、基本はメーター制なのですが、運転手と料金交渉する場合も多くあります。

なお、タクシーについては、Grab の台頭で、近年急速に台数を減らしています。


5. 乗合バス



路線バスは、系統がたくさんあり、ルートも複雑です。


慣れないうちは、無料で乗車できる Go KL バスを利用すると良いです。
Go KL バスは、観光客向けということで、主要な駅と観光地を結んでいます。

・Go KL バス(英語サイト)
http://www.kuala-lumpur.ws/magazine/go-kl-city-bus.htm